中村幸代エッセイ
 
                       
                      思いを届け、受け取って信号のない横断歩道を渡ろうとしている時に、すーっと止まってくれる車。優しさを感じます。  |  
                      
                       
                      父の姿と未来の私今年の夏も厳しい暑さでした。88歳の父に、熱中症予防のために水分摂取を勧めるのですが、頑として聞き入れてもらえず困りました。  |  
                      
                       
                      50年以上の時を経て近所の耳鼻科の先生の話をしたいと思います。20年以上、家族全員がお世話になっており、耳鼻科といえばこの先生というくらい、地域でも篤く信頼されています。  |  
                    
 
                       
                      50年以上の時を経て幼少期を、私は鎌倉で過ごしました。「あら、素敵ね〜」と言っていただくことが多いのですが、50年前は今のようなオシャレな街ではありませんでした。  |  
                      
                       
                      腹筋を意識することからピラティスに通いはじめました。私の腹筋があまりに弱いので、インストラクターのお姉さんに笑われます。  |  
                      
                       
                      ”今”を受け入れて時の流れが早くて、恐ろしいです。最近感じるのは、若い人が言う”時の早さ”と、還暦を前にした自分の”時の早さ”とでは焦燥感が違うということ。  |  
                    
 
                       
                      ハズレても商店街を歩いていたら、ハッピを着たお兄さんが、「お子さんと楽しめる旅行が当たるくじ引き、いかがですか〜? 空くじなしですよ〜!」叫んでいました。  |  
                      
                       
                      新版画家の川瀬巴水アップルコンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズ氏は、日本の新版画家『川瀬巴水(かわせ はすい)』の作品を深く愛していたそうです。  |  
                      
                       
                      美しい所作を身に付けたい自分の日常を見つめてみると、『時短』や『ながら』で行動する癖がついていることに気がつき、これからは、もっと丁寧に日常に向きあおうと思うようになりました。  |  
                    
 
                       
                      お節介大塚駅で山手線に乗車し、五反田駅へ向かう車内でのこと。車両の中ほどに5才くらいの男の子が座っていました。  |  
                      
                        
 感動についてなんとなくではありますが、以前から「感動ってなんだろう」と思っていました。人によって感動するものが違うということは、これまでの出会いの中で何度か感じてきたことです。  |  
                      
                       
                      未来の地球のためにレジ袋有料化が昨年の夏からスタートしました。プラスチックは自然界で簡単に分解されず、紫外線や波で細かく砕けても数百年も残り続けるといいます。  |  
                    
 
                       
                      人を大切にするということをふと「あの人は今どうしているだろう」と、無性に懐かしく思い出されて会いたくなる人はいませんか?私にとってその人は、小学3年生の時の担任の先生です。  |  
                      
                       
                      人間の器新聞広告欄に載っていた『人間の器』という書籍のタイトルが目に飛び込んできました。「器の大きい人は、なぜ最高の人生をおくれるのか。」「人間はいつからでも変われる。」  |  
                      
                       
                      いくつになっても修行コロナの影響で昨年から延期になっていたレコーディングをすることになり、久しぶりに録音スタジオへ行きました。  |  
                    
 
                       
                      生きづらい世の中ならば高校生の男子である息子と雑談をしている時に、ふと「生きづらい世の中だからさ、、、」と言ったので思わず「今の若い人は、どんなときに生きづらいと感じてるの?」と聞いてみました。  |  
                      
                       
                      苦手な電話ですが感染防止の観点から、人と会うことを極力避けて一年が経過したという方もとても多いと思います。私も友人と会う機会がぐんと減りました。  |  
                      
                       
                      希望のともしびをマスクを付けての生活が長くなりました。顔の大部分がマスクで覆われているにもかかわらず、案外人を識別できるものですね。  |  
                    
 
                       
                      いつか平穏な日々に先日、チェリストの友人のコンサートに行ってきました。コロナの感染拡大が心配される中でのコンサートでしたから、出演者はもちろん、会場スタッフの方々も細心の注意を払い、感染防止に最大限の努力をして観客を迎えてくださいました。  |  
                      
                       
                      有料レジ袋レジ袋が有料になってから、しばらく月日が経ちました。マイバッグ持参が定着しつつありますが、なかには慣れていない方もいらっしゃるようです。  |  
                      
                       
                      迎える冬コロナ禍の中、季節は着実に移り変わっていきます。  |  
                    
 
                       
                      Specialなこと「Today’s special」という言葉は、ワクワクしますね。「今日一番のオススメ」。なんとおいしそうな響き。シェフが腕によりをかけて、新鮮な素材の味を生かして仕上げた自慢の一品というところでしょうか。  |  
                      
                       
                      不思議な体験   |  
                      
                       
                      かつて日本にも夏といえば、蚊の季節ですね。  |  
                    
 
                       
                      ちいさな出来たことを3つ
 ショッピングモールのお手洗いへ、手を洗いに立ち寄った時のこと。高校生くらいの女の子とお母さんがちょうど手を洗い終わって鏡の前へ移動するところでした。女の子が鏡を見つめながら側にいるお母さんにこう言いました。  |  
                      
                       
                      親と子のdistance16歳の息子の言動に、思わずムッとしました。  |  
                      
                       
                      ともに世界規模の困難に私たちは今、直面しています。  |  
                    
 
                       
                      ピアノの先生娘は4才から約8年間、ピアノのレッスンに通いましたが、どうしても練習に前向きになれず、中学入学を機にやめることにしました。ピアノの先生は、クラシック音楽にとても造詣が深く、ヨーロッパのご友人も多いベテランの先生。これまでもたくさんの生徒さんを音楽大学、音楽家の道へと送り出してこられました。  |  
                      
                       
 選に、もれたけれど。
 
 思い通りの結果がでないと、落ち込むタイプです。  |  
                     
 何も考えずに…の意図するところ
 
 考えた方が良いことと、考えなくて良いことがありますが、私の場合、どうも「考えなくて良いこと」にとらわれて、後ろ向きになっていることが少なくないように思うのです。  |  
                    
 ともだち
 今年、シンガーソングライターの友達に再会することができました。もう何年会っていなかったのか、いくら考えても思い出せないほど、2人の間には長い時間の空白がありました。  |  
                      
                       
                      想像力で共にこんなにも残酷な武器にたくさんのお金をかけて、地球が何度も破滅するほどの核を競うように作って、いったい地球の未来は、人類の未来はどうなってしまうのか。「世界中で一斉に核廃絶」が現実になってほしいものです。子どもたちのためにも。  |  
                      
                       
                      人生100年というけれど  久しぶりに実家に帰った時に、母が「お医者さんに心拍数が高いって言われちゃったのよ」と。「あら。それで大丈夫なの?」  |  
                    
 
                       
                      カタカナ英語でも声かけを久しぶりに新幹線に乗りました。来年のオリンピックを意識してのことでしょうか、車掌さんのアナウンスに英語が加わっていました。  |  
                      
                       
                      成功のかげに大人が子供に繰り返し「頑張れ!努力しなさい!」と言うのは、子どもが将来、世の中において成功してほしいからに他なりません。  |  
                      
                       
                      木の実の贈り物我が家の玄関の脇に、小さなスペースがあり、そのわずかな土地に何年か前からオシロイバナが自生するようになりました。それはぐんぐん育ち、気がついたときには幹が2センチくらいまでにすぐ成長してしまいます。お隣の敷地にまで飛び出すので、「そろそろ切らなきゃなぁ」と思いながら日々に追われておりました。  |  
                    
 
                       
                      誰かの役に立てるという幸せ   |  
                      
                       
                      ブローチお世話になっている女性の誕生日に何か贈りたいと思い、お店をフラフラしていたとき、花のブローチが目にとまりました。  |  
                      
                       
                      イエメンの内戦から思うことなんの罪もない子ども達が苦しむ戦争。いったいいつまで続くのでしょうか。  |  
                    
 
                       
                      記憶力が欲しい顔は覚えているのに、名前が出てこない。  |  
                      
                       
                      明日は今日より・・・今年の始めに、スペインの建築家ガウディについての番組を見て、とても感動しました。これまで写真で建築中のサグラダファミリアを何度か目にしましたが、長年『サクラダ 』だと名前を勘違いしていたほど、浅い知識しかなかったのでした。  |  
                      
                       
                      ちいさな良いこと、無事にできたこと先日、知り合いの方と目が合ったので挨拶をしたら、無表情でスルーされてしまいました。「あら?わたし、何か悪いことしたかしら?」  |  
                    
 
                       
                      オーケストラとの初共演を終えて~後編~初めての世界に飛び込むときには、想像もできない出逢いがあるものですね。だからこそ、不安と期待の両方が心をドキドキさせるのですが。オーケストラとの初共演を通しての出逢いも色々ありました。  |  
                      
                       
                      オーケストラとの初共演を終えて〜前編〜昨年からオーケストラの為の大曲を作り始めて、今年の秋、オーケストラと初めての共演をさせて頂くことができました。幼い頃からクラシック音楽の教育を受けたわけでもなく、音楽大学に通ったわけでもない。小学校3年生の時に鍵盤楽器に出逢い…  |  
                      
                       
                      『今』を意識してこの10年、全く使っていない銀行口座があったので、それを解約するために以前住んでいた地域へ行きました。およそ10年ぶりとあって、周辺のお店もずいぶんと変わっていました。  |  
                    
 
                       
                      普通という宝物夏休みが終わって、正直なところホッとしました。学校給食の有難さをしみじみ感じながら、流れる汗を拭いつつ三度三度の食事を作り、ゴロゴロしている子供を外に連れ出せば、体力も気力もお財布の残高も減る一方。  |  
                      
                       
                      ともだち、再スタート今年前半に、中学時代の同窓会がありました。私は仕事で参加できず、でもそれがきっかけとなって、仲の良かった友達4人で会おうということになり先日横浜でランチをしました。  |  
                      
                       
                      カウンセラーに学び誰かに相談されると、なんとか役に立ちたい!と必死になって、かえって空回りしてしまうことがあります。助けたい一心で、懇切丁寧にアドバイスするものの、相手の顔は一向に晴れない。なぜか。  |  
                    
 
                       
                      親切について山手線で外国の男性に、いきなり席を譲ってもらいました。私も普段、お年を召した方に座席を譲るのは苦ではなく、むしろ杖をついた人や妊婦さんが揺れる車内で立っていることに違和感を感じ・・・  |  
                      
                       
                      袖擦り合うも多生の縁縁とは不思議なものです。数年前のことですが、たまたま手を挙げて乗車したタクシーの運転手さんに「お客さん、前にも乗せたことあるよ。確か目黒あたりから乗ったよね?」と言われたことがあります。  |  
                      
                       
                      心で前を向いて今朝、私鉄からJR線に乗り換えるとき、桜色のコートを着た、目の不自由な若い女性を見かけました。杖でリズミカルに足元をたたきながら、しっかりとした足取りで乗り換え改札へと進んでいかれました。  |  
                    
 
                       
                      相手は鏡この春5年生になる娘の塾のガイダンスに行ってきました。先生は、偏差値60以上を目指すと宣言なさり、塾の授業時間もぐんと増えます。果たして、我が子はついていけるのだろうか、、、。母親の私が受験するわけではないのに、なんとも重たい気持ちになりました。  |  
                      
                       
                      戌年に思うこと2018年は戌年。ワンちゃんを飼っている方も多いことでしょう。私が初めて犬を飼ったのは、小学生の時。学校からの帰り道に首輪をしていない子犬を見つけて抱いて帰り、反対する親を泣きながら説得してようやく飼えることになりました。  |  
                      
                       
                      他人の目、自分の目娘の幼稚園で知り合ったママ友達とは、約5年の付き合い。先日、近所でお茶をしていたら『幸代さんて、"チャラいけど雰囲気の良い人だなー”って、知り合った頃から思ってたよ』と言われました。  |  
                    
 
                       
                      大原治雄という写真家たまたま目にしたニュース番組で、大原治雄という写真家を知りました。彼は、17歳で農業移民としてブラジルに渡り、その地で同じ日系移民の日本女性と結婚。9人の子供を育てながら農地を開拓し、やがて写真に目覚め、愛する家族や自らが汗を流して開拓したブラジルの大地をフィルムにおさめた人です。  |  
                      
                       
                      1位でなくても子どもの頃から、かけっこが苦手でした。運動会のかけっこで1位になる人は、ゴールで白いテープを切りますよね。あれが実にうらやましかった。  |  
                      
                       
                      スポーツが苦手な秋寒い冬を迎える前のこの時期は、紅葉も美しいですし、おいしい秋の実りを頂くと気持ちがホッコリしますね。暑すぎず寒すぎず心地よい季節です。  |  
                    
 
                       
                      娘のことばこのところ10才の娘が私にくれるアドバイスが、的を得ているので驚いています。昨日も、娘のとある質問に対して・・・  |  
                      
                       
                      お母さんにあげる先日、初めてチャリティフリーマーケットに出店しました。前々から、フリマに出店する際には、小さくなった子供の服に加えて、ぜひ売りたいと思っていたモノがありました・・・  |  
                      
                       
                      その奥にあるものほぼ毎日のように電車に乗りますが、車内を見渡すとスマホを見ている人がほとんどですね。私も電車に乗ると・・・  |  
                    
 
                       
                      小さな蜂の使命我が家の玄関の真上に、蜂が巣を作ってしまいました。といっても、スズメバチのような凶暴な種類ではなく、2センチくらいの比較的小ぶりな蜂・・・  |  
                      
                       
                      ALSと生きる武藤将胤さんという人自分がとても苦しいときに、それでも他の人のことを思い、自分に何ができるかと心底考え、行動することができるだろうか・・・  |  
                      
                       
                      試練を楽しむ   |  
                    
 
                       
                      林明子さんの絵本から   |  
                      
                       
                      まるごと認めて、そこから一歩   |  
                      
                       
                      また行きたくなるお店   |  
                    
 
                       
                      森の妖精   |  
                      
                       
                      正解はひとつ?   |  
                      
                       
                      アクセサリー   |  
                    
 
                       
                      ワールドギフトって素晴らしい   |  
                      
                       
                      人工知能に、とって代わられないものは   |  
                      
                       
                      開いていく   |  
                    
 
                       
                      タンポポの綿毛   |  
                      
                       
                      心に届いた贈り物   |  
                      
                       
                      いつかスッキリ暮らしたい   |  
                    
 
                       
                      その日がくるから   |  
                      
                       
                      その日のために   |  
                      
                       
                      我ら・・・   |  
                    
 
                       
                      こんにちは   |  
                      
                       
                      アルバム   |  
                      
                       
                      秘密の場所   |  
                    
 
                       
                      南の島から   |  
                      
                       
                      まんなか辺の道   |  
                      
                       
                      青い星   |  
                    
 
                       
                      小さなまごころを   |  
                     





















































































