毎日、果物食べてる?

皆さんは、毎日果物を食べていますか。果物は体に良いのはもちろん、食べるとジューシーで美味しく、心も満たしてくれる存在ですよね。ところが、果物好きな方は多いものの、全世代において果物の摂取量は足りないといわれています。そこで今回は、果物の魅力や上手な摂り入れ方をご紹介します。

果物は野菜に負けない栄養素がたくさん

果物にはビタミンやミネラル、食物繊維、カリウムなど、美容や健康に欠かせない栄養素がたっぷり。特に果物全般に含まれるポリフェノールには、老化防止や美容効果、がん細胞を活性化させる酵素の発生を抑える働きが期待できます。さらに果物には、生活習慣病の予防に高い効果があることも分かってきています。野菜に加えて果物も摂ることで、より健康な体に導くことができるんですね。

果物の摂取量が不足しているかも?

野菜と比べると、果物を意識的に摂る人は多くありません。実際、「果物のある食生活推進全国協議会」が推奨している1日分の果物の摂取目安量は大人で200g程度ですが、全世代の平均摂取量はその半分の100gほど。とくに20〜40代は不足しやすく、この世代の果物の平均摂取量は50gほどしかありません。

★果物200gはどのくらい? この量を意識して摂りましょう!

みかん2個分/りんご1個分/バナナ2本分/キウイ2個分/ぶどう一房分くらい

果物は朝に食べるのが吉◎

イギリスで古くから伝えられていることわざに「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」というものがあります。これは、果物は食べる時間帯によって体への影響が変わることを意味しています。実際に、果物には体調を整えるビタミンやエネルギー源となるブドウ糖や果糖が含まれており、元気に一日のスタートを切るためにも、朝に食べるのがふさわしい食材。食物繊維も豊富なことから、活動前に体をスッキリさせられるメリットもあります。夜は活動量が少なく脂肪がつきやすくなるため、カロリーが気になる方は朝の摂取を心がけましょう。

果物を手軽に摂る方法

皮を剥いたり切ったりする必要のある果物も多いため、食べるのを面倒に感じてしまう方も少なくありません。そんな方でも簡単に果物を摂り入れられる方法があります。

・カットフルーツを買う

スーパーやコンビニなどで、いちごやオレンジ、キウイ、すいか、パイナップルなど色々な種類のカットフルーツが売られています。1パック130~140gほどなので、一日の摂取目安量の200gには届かないものの、ほとんど食べない方はここから始めてみるのがおすすめです。毎日違う果物を選ぶようにすれば、飽きることなく色々な栄養を摂取できます。

・ジューススタンドを利用する

駅や商業施設などにあるジューススタンドには、様々な種類のスムージーが置いてあります。果物をたくさん使っているスムージーは、手軽に果物を摂るのにぴったり。種類により牛乳やヨーグルトが含まれているものもあるため、+αの栄養を摂ることもできます。疲れているときは、ビタミンCがたっぷり含まれているものを選ぶと良いでしょう。

果物は生で食べるだけじゃない

果物はそのまま食べても美味しいですが、他にも色々な楽しみ方ができます。例えば、「焼いて食べる」方法。果物は焼くと味が濃縮され、美味しさがアップします。焼きフルーツにおすすめの果物は、りんごやバナナ、パイナップル、グレープフルーツ、桃など。焼いた果物は食感が柔らかくなるためアイスとの相性も抜群ですし、砂糖をかけて食べるだけでも新感覚の味が楽しめます。最近ではフルーツサンドやフルーツ大福など、果物を使ったスイーツもたくさんありますから、健康を意識するだけでなく、美味しく&楽しむことを目的に食べてみてくださいね。

余った果物は冷凍保存に

自宅にたくさんの果物が届いて食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍することでより長く保存ができ、好きなときに食べることができます。冷凍向きの果物は、バナナ、みかん、パイナップル、すいか、ぶどう、キウイなど。シャリシャリとした食感で、生で食べるときとはまた違った楽しみ方もできるはず。すぐに食べないならば、迷わず冷凍保存してしまいましょう。

果物には四季を感じられる魅力もあり、これからの季節は「柑橘類」が旬!
ぜひ旬の果物の味を楽しんで下さいね。

■取材協力

NAHOさん

野菜ソムリエ上級プロ など
アスリートフードマイスター3級
フリーアナウンサーを経て、ぶどう農家に嫁いだのを機に、野菜ソムリエの最高峰「野菜ソムリエ上級プロ」を長野県で初めて取得。
講座、イベント、講演会、レシピ開発、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌、販促アドバイザーなど、食、農に関する幅広い分野で「野菜・果物の伝道師」としてマルチに活動中。
著書:『信州の菜食健美(しなのき書房)