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愛犬との時間


海外の子どもを写した動画に多いのですが、誕生日に目の前に置かれた箱を開けると、そこには子犬が。感極まって泣いて喜ぶ子ども。なんて浄らかであたたかい場面でしょう。種族の違う命が愛によってつながれていく、言葉のいらない世界。犬好きの私は断言したい。犬は、私たち人間に無償の愛を与えてくれる存在だと。
犬はヒトよりも、うんと早く歳をとってしまう。そう思うと、一緒にいられる時間は実はそう長くはありません。

我が家ではチワシーズーを飼っていて、彼女は今年で6歳。ヒトにしたら40歳とのことで、先日動物病院のドクターに少し心臓が弱ってきていると言われてしまいました。元気で長生きして欲しいし、この家の家族になって幸せだと思って欲しい。

具体的に何をしてあげたら良いのか、改めて考え直しました。
我が家は留守がちなので、彼女は一日の大半がお留守番です。出掛けるときに別段寂しそうな態度もしないけれど、実はどう思っているのかしら? 本当は寂しくて、それがストレスになっていたりしないかしら? ふと気になり、家で仕事の時になるべく頻繁に彼女のいるリビングに行くようにしてみました。するとどうでしょう。彼女はソファーで体を伸ばして横になり、顔もあげず、大して喜んでもくれないのでした。なーんだ。別にひとりでも寂しくないんだ。

彼女がブンブン尻尾を振って喜ぶのは、ご飯の時間。チーズやパンが大好き。最上級に好きなのはお刺身で、それをおねだりするときは、めったに出さない高い声で可愛く吠えます。今までは誕生日とか特別な日にしか与えてこなかったけれど、これからは彼女の幸せのために、もう少しお刺身の出番を増やしてあげようかな。そんな結論に至りました。

文 中村幸代

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